塾生のRさんが、岐阜大学・看護学科に一般入試で合格しました!
懸命に努力する姿をずっと見ていたので、合格の報告を聞いたときは、スタッフ一同、飛び上がるほど嬉しかったです!
本当にお疲れ様でした。
素敵な大学生活を送ってくださいね!
…さて、今回のブログでスポットライトを当てたいのは「合格」という結果そのものではありません。
「国立大学に行く子って、全科目が得意なオールマイティな生徒だったんでしょ?」と思うかもしれませんが、実は、全くそんなことはないんです。
中学時代のリアル
中学時代は、学年約160人中で、40~60位。
決して、トップ層ではありませんでした。
中3学年末テストの実際の点数も、
- 英語82点
- 国語79点
- 社会81点
- 数学52点
- 理科60点
と、得意・不得意がはっきり分かれるタイプ。
いわゆる“バランス型”ではありませんでした。
なぜ逆転合格を手にいれたのか?
ではなぜ、そこから国立大学まで伸びたのか?
ポイントは、次の3つです。
自分に合った進路を選んだこと
得意科目を徹底的に伸ばしたこと
長い目で努力を続けたこと
ポイント①:無理をしない進路選択
中学卒業後、Rさんは自分の学力に合った修文学院高校へ進学しました。
高校入試は、「3年間の学習環境を選ぶ大切なタイミング」ですので、
学力的に自分に合っているかどうか?は、非常に重要です。
人は、難しすぎる環境では自信を失います。
Rさんは、自分に合った環境で学ぶことで、
学習意欲を維持しながら着実に力を伸ばしていきました。
ポイント②:得意科目を伸ばす
Rさんは中学時代から、
- 英語
- 国語
- 社会
を強みにしていました。
一方で、
- 数学
- 理科
は苦手だったので、背伸びせずに「基礎を固める」ことに集中。
ここで重要なのは、
👉無理に全てを完璧にしようとしなかったこと
です。
入試の仕組みがカギだった
岐阜大学 看護学科の配点は、
- 英語 33%
- 国語 33%
- 社会 11%
- 数学 11%
- 理科 6%
- 情報 6%
となっています。

つまり、
👉英語+国語で全体の約3分の2
を占める入試です。
Rさんは、中学時代から得意だった英語・国語を、高校でもしっかり伸ばしていました。
入試の仕組みに合わせ、「強み」を賢く活かしたのです。
ポイント③:私立高校の手厚いサポートを活用
進路に合わせた柔軟な対応
もう一つ大きかったのが、
私立高校ならではの「手厚い進路サポート」です。
Rさんの高校では、国立大学の推薦入試にも挑戦できる環境が整っていました。
私立高校では、
- 推薦書の発行
- 面接対策
- 小論文指導
- 出願スケジュールの調整
など、生徒一人ひとりに合わせた柔軟なサポートを受けられるケースが多くあります。
推薦入試は「結果以上に価値がある」
Rさんは、高校に推薦状を発行してもらい、年内に推薦入試へ挑戦しました。
結果として合格には届きませんでしたが、
この経験は非常に大きな意味を持っていました。
なぜなら、
- 実際の出願手続き
- 現地の雰囲気
- 試験の緊張感
をいちど経験できたからです。
つまり、
👉「本番をいちど経験した状態」で一般入試に臨めた
ということです。

部活で言えば、練習試合のような感じですね。
“場慣れ”が結果を左右する
受験では、学力だけでなく
本番で力を出せるかどうかが重要です。
- 初めての試験会場で緊張する
- 時間配分を誤る
こうした要因で、実力を出し切れないこともあります。
その点、Rさんは推薦入試を通じて
本番の空気を一度経験していました。
この“場慣れ”が精神的な余裕につながり、合格に大きくつながったと考えています。
挑戦回数が多いのが私立の強み
私立高校のメリットの一つは、
👉挑戦の機会が多いこと
です。
- 推薦入試(総合型・学校推薦・指定校)
- 一般入試
- 学校のサポート(調査書・推薦書)
これらを組み合わせることで、
一発勝負になりにくい受験設計が可能になります。

経験を積みながら、合格に近づいていく『理想的なステップ』ですね
子どもの成長を支えた、保護者様の関わり方
そして印象的だったのは、保護者様の姿勢です。
目先の順位に一喜一憂せず、
長い目でお子様の成長を見守っておられました。
このような関わり方は、心理学でいう
**「心理的安全性」**にもつながります。
子どもが、
- 失敗しても大丈夫
- 挑戦しても受け入れてもらえる
と感じられる環境では、不安が減り、
自分から行動する力が育ちやすくなります。

逆に、結果だけを強く求められる環境では、
失敗を恐れて挑戦を避けるようになることもあります。
Rさんの場合、安心できる環境があったからこそ、
途中で結果が出ない時期でも粘り強く努力を続けることができました。
この「安心感」が、長期的な成長を大きく後押ししていたのだと思います。
中学の成績だけで将来は決まりません
今回のケースが示しているのは、
👉中学時代の成績だけで将来は決まらない
ということです。
大切なのは、次の3つです。
2 早いうちから得意を伸ばすこと
3 目先の結果に一喜一憂せず、長期的に努力を続けること
学校と塾、それぞれの役割をどう活かすか
特に私立高校は、学習面・進路面ともに非常に手厚く、
学校のサポートだけで大きく伸びていく生徒も多くいます。
実際、日々の授業や業後補習、進路指導の充実度は高く、
安心して学べる環境が整っています。
そのうえで大切になるのが、
👉「そのサポートをどう活かすか」という視点です。
重要なのは「力の入れどころ」
大学入試では、学力だけでなく
- 配点
- 出題形式
- 科目ごとの比重
によって、結果が大きく変わります。
そのため、
👉すべてを同じ力で取り組むのではなく、
👉「どこに時間をかけるか」を考えることが重要になります。

例えば、岐阜大学の英語には「記述問題」がありません。
「選択問題」に慣れておくことが、合格への近道になります。
塾の役割は“補習”だけではなく“設計”
当塾では、学校の指導を土台としながら、
👉入試(志望校)に合わせた学習の設計
を行っています。
- 得意科目をどこまで伸ばすか
- 苦手科目をどこまで仕上げるか
- 限られた時間をどう配分するか
こうした「効率的なバランス調整」を補うことで、
学校での学びをより成果につなげていきます。
学校の力を最大化するために
学校の手厚い指導があるからこそ、
その効果を最大限に引き出す工夫も重要になります。
Rさんの場合も、学校のサポートをしっかり受けながら、
入試の傾向&難易度に合わせて、学習の重点を調整していきました。
結果として、
👉学校での学び × 無駄のない「的を絞った」勉強法
がかみ合い、大きな成果につながりました。
まとめ
Rさんの事例は、決して特別なものではありません。
- 自分にぴったりの学習環境で、
- 強みを活かした進路を選び、
- 目先の結果に一喜一憂せず、努力を継続する。
この3つが揃えば、
👉中学時代の順位に関係なく、進路は大きく広がります。
お子様の「強み」をしっかり見つけ、
それを最大に活かせるルートを設計していけば、
大逆転の合格は十分に狙えます。
大学受験はただやみくもにガリガリ勉強するのではなく、
仕組みを知り、どこに力を入れるかという「ちょっとした工夫」で、結果が変わります。

Rさんの大逆転のストーリーが、いま受験に向き合っている皆様のヒントになれば嬉しく思います。
