【最新 2024年8月更新】愛知県・一宮地区  私立高校の内申点&偏差値をご紹介します

愛知県 私立高校 内申点 偏差値 高校入試
加藤塾長
加藤塾長

個別指導ひとすじ27年、塾長の加藤です。
2024年春の結果を踏まえた最新データがそろいましたので、ご紹介します!
今回は「私立高校編」です。

愛知全県模試の追跡調査を元にしています。
一宮市内だけでなく、通学圏内である「尾張西部&名古屋市北西部」も、あわせてご紹介します。

一宮地区・公立高校編は、別記事へ↓

塾長仲間の吉澤先生@名学館・小牧新町校が、県内全域の高校についてまとめてくれています↓

高校別 内申点&偏差値

私立高校は、ひとつの学校に複数のコースが混在している為、ごちゃまぜでランキングすると分かりにくくなります。

よって、尾西地区からの距離が近い順で、高校ごとにお届けします。
・数値は、合格者の平均値です。
・内申点の( )は、昨年対比です。
・一宮から距離はありますが、工業高校として受験者が多い「名古屋たちばな高校」も含みます。

高校名 学科 内申点 偏差値
修文学院 特進 30.7 (-0.4) 50.4
進学 28.1 (+1) 43.3
家政 27.4 (+0.3) 40.1
情報会計 25.6 (-0.8) 40.7
食物調理 27 (+0.6) 41.5
愛知啓成 サミッティア 35.5 (+0.1) 57.1
グローバル 30.8 (+0.4) 50.1
アカデミア 28.5 (±0) 46.7
大成 ラトナディア 38 (+0.2) 60.4
プラウディア 31.7 (±0) 51.2
普通 42.6 (+0.5) 68.8
清林館 文理特進 37.8 (+0.5) 58.2
国際       35 (+1.9) 55.1
文理選抜 31.9 (-0.5) 52
進学総合 29.1 (-0.3) 45.9
名城大附属 特進 41.3 (+0.1) 64.5
進学 39.4 (-0.2) 60.1
総合 36.1 (-0.3) 57
同朋 普通 30.7 (-0.2) 48.1
商業 29.3 (-2) 43.2
音楽 32 (+5.8) 44.9
名古屋
たちばな
電気・電子 25.2 (+0.9) 41.6
機械 24.3 (+0.4) 39.6
県内最多の受験者数を誇る『愛知全県模試』の追跡調査を元にしています。
模試によって数値が変わりますので、ご注意ください。

私立高校は、県からの補助金増額や高校からの奨学金拡充などにより、費用的に通いやすくなりました。奨学金は、金額が多い学校だと、3年間で計100万円以上が支給されます。

また、各校が競うように設備を改修しており、年々、人気が高まっています。

もちろん、お金以外の魅力もあります。
数学や英語の主要科目について、高校によっては、習熟度別にクラスを細かく分けて指導してくれます。

また、国際系のコースでは「英検」を積極的に取得させ、英検取得者が有利な大学入試へ導いてくれます。

英検は、以下のような形で利用されています。

1 出願資格
英語の試験が免除されるケースあり
2 得点換算
〇級は〇点に換算、など
3 加点
〇級は、総合点に+〇点、など
4 判定優遇・合否参考

全国400校以上の大学で、英検を利用できます。

加藤塾長
加藤塾長

チャンスが増えたり、負担を減らしたり。メリットが多い!

みかけ倍率に惑わされないで!

私立高校は、募集定員より多くの合格者を出します。
なぜなら、公立高校を第一志望とする生徒が多く、公立が受かったらそちらへ行ってしまうからです。

一部の高校が合格者数を公表していますので、みてみましょう。(2023春の例)

高校名 募集
人数
志願者数 みかけ
倍率
実際の
合格者
実質
倍率
108 1014 9.4 548 1.84
名古屋 243 1204 5 910 1.32
名古屋大谷 528 1903 3.6 1783 1.06

ご覧の通り、実質倍率はどこも1倍台ですね。

滝高校はみかけ9.4倍ですが、実質は1.84倍です。
募集人数108名に対し、実際には約5倍の合格者を出しています。

加藤塾長
加藤塾長

みかけ倍率だけで戦意喪失しないでくださいね。

大学進学を考えるなら

私立高校は「推薦入試」を積極的に使って『選択肢の幅を広げる』という強味を持っています。

高校によっては『在校生の数より、大学推薦枠の合計人数の方が多い=選ばなければ、推薦でどこかの大学には進学できる』というケースもあります。
もちろん、大学別の内申点基準(人気大学はオール4!)はありますが、推薦枠が多いのは魅力です。

いっぽう、公立高校・普通科の中には、「推薦は逃げだ!」という校風のところもまだ存在します。

特に、尾張地区の上位校へ進学した卒塾生やその保護者様から「高校で成績が良くても、なかなか推薦を使わせてくれない…」という話を、よく聞きます。

加藤塾長
加藤塾長

私立大学に限れば「入学者のうち約6割は推薦入試」という現実を考えると、「推薦は逃げ」という発想は、さすがに古いかと…💦

地元私立大学の一例です(2022年)↓

学部にもよりますが、推薦比率が50%をきっているのは、「名城大」「愛知大」「南山大」のみです。

私立大学の推薦入試については、別記事でさらに詳しく掘り下げています

「推薦で入学した生徒は、一般で入学した生徒に比べて学力的に不安があるのでは?」という意見もあります。
しかし、東北大学や早稲田大学の調査によると「大学入学後、成績がもっとも良いのは推薦系入学者」という結果も出ています。(朝日新聞EduAより)

このことからも、推薦が決して「逃げ」では無いことが、お分かり頂けると思います。

加藤塾長
加藤塾長

世帯年収にもよりますが、基本的に、公立より私立の方が費用がかさみます。
その費用を「将来への投資」として考えるなら、私立高校も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

以上、お読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
名学館 平和堂尾西校 塾長
加藤 高志

個別指導ひとすじ27年、学校や皆の前ではなかなか質問できない子供たちに自信を与え、成績アップへと導きます!

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