
個別指導ひとすじ30年、名学館・平和堂尾西校・塾長の加藤です。
このたび、木曽川高校で初めて開催された「塾向け説明会」に参加してきました!
この記事では、説明会でお聞きした内容に加え、当塾の卒塾生や保護者様から得た情報も交えながら、木曽川高校について詳しくご紹介します。
初めて木曽川高校の校内へ!
説明会では、普通科・総合ビジネス科それぞれの特徴や進路状況、学校生活などについて、校長先生や進路担当の先生方から直接お話を伺うことができました。
尾西地区からは自転車で通いやすいという事もあり、当塾からも、木曽川高校へ進学する生徒は多いです。
卒塾生や保護者様から学校の様子を聞く機会もあるのですが、実際に校内を見学し、先生方から直接お話を伺えるのは、大変貴重な機会でした。
校内の一部を昨年改築したとの事で、明るくて綺麗でした。



私立高校では塾向けの説明会が数多く開催されていますが、公立高校ではまだ多くありません。
今後、こうした公立高校の「塾向け説明会」が増えていくと嬉しいですね。
※ブログ内でご紹介する内申点と偏差値は、すべて愛知全県模試の追跡調査によるものです
普通科
基本的に、進学を目指すコースです。
英語の授業は、習熟度別編成で授業を行っていました↓

勉強いっぽんやりではなく、行事も楽しいようです。
普通科に在籍していた塾生さんによる撮影です↓

合格者 平均偏差値
2026春 49.2 (昨年-1.1)
ここ数年は、だいたい偏差値50前後です。
2020年頃までは52~53でしたので、その頃に比べると、ジリジリ下がってきています。
参考までに、合格者の分布をみてみましょう。
最高偏差値 57
最低偏差値 39
偏差値39の状態で入学すると、ついていくのがとても大変です。
合格者の平均偏差値である約50の状態で入学したほうが良いです。
平均偏差値がジリジリ下がったことについては、ここ数年で私立高校の人気が高まったことも、影響していると思います。
少子化が進むなか、私立高校・公立高校ともに、学校の魅力をどう伝えていくかが、ますます重要になっていくでしょう。
合格者 平均内申点
2026春 29.4点(昨年比-0.1)
ここ4~5年、内申点に大きな変動はありません。
大体、30点前後です。
参考までに、合格者の分布をみてみましょう。
最高 38点
最低 22点
オール4ぐらいあっても「近いから」という理由で、木曽川高校へ進学する子がいます。
中には「一宮西レベル」「一宮興道レベル」の学力を持ちながら、木曽川高校へ進学する子も。
また、第一志望の「一宮南」や「津島」がダメだった子達も、総じて内申点が高めです。
最低内申22点は…まあまあの奇跡です💦
「学力はあるけど内申が…」というタイプの生徒さんだと思いますので、楽観しない方が良いでしょう。
入試倍率
2026春 2.17倍(昨年比-0.23)
ここ数年は1.8~2.4倍です。
※「第一志望のみ」に限ると、2026春は1.29倍です。
入試 当日点のとり方
内申点が29点(合格者平均)ある生徒に対して、当塾では「5科合計で最低60点はとろう!」と指示しています。
※入試は5科合計で110点満点です
当塾では、2つの得点プランを提示しています。

自分のタイプに合わせて、合計60点を目指しましょう
5科目をバランスよく得点する場合は、1科目12点以上。

得意・不得意を踏まえた、バラつきタイプ。

得意・不得意のバラツキがある子は、無理にAを目指すより、Bを目指した方が良いです。
当塾の過去データでは、バラつきがある子は圧倒的にBの方が合格しやすいです。
H君とRさん、それぞれの当日得点をご覧ください。

H君は、理系タイプですね。

Rさんは、思考科目が得意なタイプですね。
2人に対し、冬以降の追い込み時に採用した作戦は次の通り。
1 苦手科目は背伸びしない。
応用問題はカットし、基礎レベルだけを徹底しました。
2 得意科目は妥協しない。
徹底的に応用レベルまで指導しました。
3 社会の勉強時間を増やす
社会は暗記要素が強く、直前の追い込みと結果をつなげやすい科目です。
2人とも、苦手科目に深入りしないことで得意科目の勉強時間を増やし、みごと、合格を勝ち取りました。

2人は高校に入学してからも得意科目を伸ばして活かし、それぞれ、第一志望の大学に合格しました!
総合ビジネス科

続いて、総合ビジネス科。
こちらは、進学・就職のいずれかを目指します。
男子生徒は約3割で、学校の先生によると、他校の同様の学科と比べて多めとのことです。
普通科同様、学校行事が盛んです。
photo by 総合ビジネス科に在籍していた塾生↓

合格者 平均内申点
2026春 27.4点(昨年比-0.2)
ここ4~5年、内申点に大きな変動はありません。
大体、27~28点です。
参考までに、合格者の分布をみてみましょう。
最高 31点
最低 24点
毎年だいたい『オール3プラスマイナス2~4点の幅』におさまります。
合格者 平均偏差値
2026春 44.7(昨年比-0.1)
内申点同様、こちらも例年ほぼ同じです。
当日点について、当塾では5科目合計で50点をとるように、受験者に指示しています。
入試倍率
2026春 2.62倍(昨年比±0)
2020年以前は3倍を超える年もありましたが、クラス数が増えてから、2.8~2.2倍です。
総合ビジネス科は総定員のうち約半数が「推薦枠」です。
第一志望で考えるなら、推薦を検討しましょう。
受験者数50名
合格者数40名
合格率 80%
総定員のうち、半数が推薦によるものです。

特色選抜は…受験者10名で合格者1名!
とても狭き門です💦
組み合わせ相手校
木曽川高校を第一志望とする場合…
公立普通科だと「一宮北高校」が多いです。
公立専門学科だと、「一宮商業高校」「起工科高校」が多いです。
私立高校の併願先は、「修文学院」「愛知啓成」「清林館」が多いです。
これらの私立高校で先に合格が出た場合、木曽川高校を単願として受験するパターンも多いです。「木曽川高校がダメだったら、私立高校へ進学」というパターンですね。
卒業後の進路
普通科のうちの約10~15%が、国公立大学へ進学します。
国公立大学へ進学したい子は、高校で上位10~15%を死守しましょう。
●2026春における、地元国公立大学の合格者は以下の通り。
愛知教育大学 2名
岐阜大学2名
●地元の人気私立大学の合格者は、以下の通り。
南山大学 5名
愛知大学 33名
名城大学 12名
中京大学 7名
愛知学院大学 67名
愛知工業大学 10名
椙山女学園大学 13名
愛知淑徳大学 31名
中部大学 32名
名古屋学院大学 33名
岐阜聖徳大学 21名
普通科 文理選択
高2から、文系・理系に分かれます。
高3から、文系は「文Ⅱ=国公立クラス」と「文Ⅰ=それ以外」に分かれます。
3年生の文理内訳
| 文系 | 3クラス |
| 理系 | 1クラス |
・文系3クラスのうち、文Ⅱ(国公立クラス)は1クラスです。
・理系1クラスの中で、女子は例年5~10名です。
総合ビジネス科 クラス選択
高2から、「情報」「会計」「進学」に分かれます。
情報コースはPC台数の都合で、MAX20人です。
説明会では「例年、大体以下の通りになる」と説明がありました。
情報→10~15人ぐらい
会計→40~50人ぐらい
進学→20人ぐらい
どのコースからも進学は可能で、主に『資格を活かした大学進学』を狙います。
『通知表平均値』&『日商簿記2級』など、大学により出願資格は様々です。
例年、卒業後に就職する生徒は10~15%ほどとのこと。
求人数は、地元企業を中心に約1,000件!
近年の人手不足もあり、求人条件も良くなっているようです。

進路担当の先生によると、企業によっては、高卒で就職した後、4年勤めたら給与体系を大卒水準レベルに整えてくれるところもあるそうです。
「大学へ行くこと」そのものを目的にするのではなく、その先まで考えて進路を選ぶことが大切ですね。
大学の推薦入試について
OB達や保護者様方の話によると、木曽川高校・普通科は「大学入試は一般入試」が基本姿勢のようです。
中3生向けのパンフレットにも「8割が一般入試で大学へ進学」と明記されています。
以前は「指定校推薦枠」が事前に公開されませんでしたが、2023年以降、9月に枠が公開されるようになりました。

↑塾生Aさんは、ちょうど志望大学の指定校がありましたので、高1~の好成績を活かして、みごとに合格を勝ち取りました。

大学入試で指定校推薦を使う場合、「高1~高3の1学期まで」の内申平均点が出願資格となります。よって、「高1の入学時から好成績をとり続ける事」が条件です。
人気大学だと、オール4以上は必須です!
また、欠席日数も影響しますので「ただ成績さえ良ければOK」というわけではありません!
今や私立大学に限れば「入学者の6割が推薦入試」という現実を考えると、一般入試だけで戦うことに不安を覚える方もいらっしゃるようです。
高校選びの段階から大学入試まで見据えるご家庭が増えているのも、こうした流れが背景にあるのでしょう。
特に、上のお子様が一般入試による大学受験で苦労されたご家庭ほど、下のお子様でそういった選択をされる傾向があります。
いっぽう、総合ビジネス科から大学を受験する場合は、積極的に推薦を活用しているようです。
簿記などの資格を取得し、さらに成績が優秀であれば、経営・会計系学部に対する指定校推薦(総合ビジネス科専用枠)を狙うことができます。
実際に、2026年春の大学入試では「評定平均」「日商簿記2級」「小論文」を武器に、総合ビジネス科から愛知学院大学・商学部へ推薦入試で合格した塾生もいました。
資格取得に力を入れる総合ビジネス科ならではの進学ルートですね。


総合ビジネス科の生徒たちを見ていると、定期テストと資格検定の時期が重なる場合があり、その間はかなり忙しくなるようです。
普通科より忙しい、なんて時期もあります💦
最後に
高校選びでは、「合格できるかどうか」はもちろん大切です。
しかし、それと同じくらい大切なのが、入学後に自分の力を伸ばせる高校かどうかです。
木曽川高校には、普通科・総合ビジネス科それぞれに特色があります。
大学進学を目指すのか、資格を活かした進学や就職を目指すのか。
また、大学進学でも一般入試を中心に考えるのか、推薦入試も積極的に活用したいのか。
高校卒業後まで見据えると、自分に合った選択は一人ひとり違ってきます。
当塾では、単に「どこなら合格できるか」だけではなく、その子が高校入学後も力を伸ばせるかを大切にしながら、進路についてアドバイスしています。
木曽川高校については、これからも在校生や卒塾生から新しい情報が入り次第、随時追記していきます。
志望校選びで迷っていることがありましたら、お気軽にご相談ください。
以上、お読み頂きありがとうございました。

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