個別指導ひとすじ27年、塾長の加藤です。
画像は、一宮北高校に通う塾生による、修学旅行の写真です。
…男子だけで撮るには、可愛すぎるスポットですね(笑)
一宮北高校は、尾西地区からは少し遠いですが、内申点や偏差値的に受験しやすいため、受験する子が多くいます。
また、群共通校であるため、一宮興道高校や木曽川高校などの第二志望としても組み合わせやすく、当塾からも、たくさんの塾生&OBが通っています。
内申点・偏差値・当日点の目安など、志望校選びの参考にしてください。
また、一宮北高校ならではの目玉情報もお届けしますので、最後までお読みください!
※内申点や偏差値は、全て「愛知全県模試」の追跡調査によるものです
合格者 平均内申点
2023春 26.3点(昨年比-0.1)
毎年大体、27点前後です。
参考までに、合格者の分布をみてみましょう。
最高 32点
最低 20点
こちらも、例年だいたいこのような分布です。
合格者 平均偏差値
2023春 42(昨年比-1.5)
5年前の偏差値が45でしたので、ここ数年でジリジリと下がっています。
定員割れの影響が大きいですね。
参考までに、合格者の分布は次の通り。
最高偏差値 54
最低偏差値 31
最低偏差値31は、定員割れにより、受験者全員が合格になったからでしょう。
どの高校にも言える事ですが、定員割れで受かった場合『入学後についていけるか?』が心配になります。
特に上位校ほど、『受かってしまった』場合、授業についていけずに辞めてしまう…という話を耳にします。
入試倍率&併願先
2023春 1.33倍(昨年比-0.25)
かつては2倍を超えていましたが、2022年から倍率がグンと下がりました。
一宮北高校に限らず、アクセスがあまり良くない公立高校の定員割れが、県内全域で増加しています。
併願先については、一宮北高校を第一志望とする場合…
公立高校だと「杏和高校」が多いです。
私立高校だと「修文学院」「愛知啓成」「清林館」が多いです。
入試 当日点のとり方
内申点が26点ある生徒に対して、当塾では「5科合計で最低50点はとろう!」と指示しています。
※入試は5科合計で110点満点です
※内申点が平均値より高ければ、50点より低くてもokです。
当塾では、生徒のタイプに合わせ、2つの得点プランを提示しています。
5科目をバランスよく得点できるタイプは、10点×5科目。
得意・不得意を踏まえた、バラつきタイプ。
得意科目は14点で満足せず、さらに上を目指しましょう。
そうすれば、苦手科目へのプレッシャーを減らす事ができ、より安定したメンタルで入試にのぞむことが出来ます。
何より、得意科目を頑張っておくと、高校で文系理系に分かれてから、とても有利になります。
今回の目玉! 卒業後の進路について
ここからが、今回のブログで一番伝えたかった事です。
一宮北高校ならではの情報ですので、ぜひお読みください。
一宮北高校には「私立大学の指定校推薦枠」があります。
高校1年生から好成績をキープしておくと、その枠を使うことができます!
当塾の塾生の事例をご紹介します。
名城大学・理工学部合格 K君
K君は、中学1年からのご縁でした。
学力的に余裕をもった状態で、一宮北高校へ入学。
高校進学後、スタートダッシュを決めたまま好成績をとり続け、みごと、名城大学・理工学部の指定校をゲット!
大学入試は、面接と基礎的な数学のテストのみ。
年内に、早々と合格と勝ち取りました!
中学時代から、本人が好きな「数学&理科」を優先的に鍛えておいたので、高2で理系に進んでからは、より成績が安定しました。
名城大の理工学部を一般入試で受ける場合、ベネッセ模試のボーダー偏差値は64です。
偏差値64は、受験者全体の上位約10%。
実際、一宮興道高校などの進学校からでも、そう簡単には受かりません。
ちなみに、K君の弟である現塾生T君(一宮北高校3年生)も、同じ指定校推薦をゲットし、合格しました!
↓T君
名城大学・経済学部合格 S君
K君の同級生であるS君は、文系の代表です。
S君も、学力に余裕のある状態で一宮北高校に入学しました。
高校ではスタートダッシュを決めたあと学年ヒトケタ順位を連発し、みごと経済学部の指定校推薦をゲット!
中学時代から文系科目をしっかり鍛えておいた事も、推薦ゲットにつながりました。
この年、一宮北高校で名城大学の指定校をゲットしたのは3名で、うち2名が塾生でした!!
さすがにこれは自慢させてください(笑)
「推薦で受かるとあとが大変では…?」という意見もありますが、ご安心ください。
2人とも、大学入学後もしっかり単位を取得し、授業についていくことが出来ています。
なお、成績さえ良ければ推薦がもらえる、というわけではないので、そこはご注意を。
高校にとっては、『推薦で送り込んだ生徒が大学でやらかした場合、翌年から指定校の枠が無くなってしまう』とうリスクもあります。
2人とも、成績以外の部分=部活・生活態度が申し分無かったので、『指定校推薦に見合う生徒である』と、高校側が認めてくれたのです。
中学時代から、2人とも素直で推薦向きでしたので、みごと、特性を活かしきってくれました!
公式ホームページが更新されておらず、2022春の結果しか分かりませんが、参考までにご紹介します。
他の公立高校(普通科)に比べ『公募推薦』も積極的に使いますので、私立大学の述べ合格者数が多いですね。
※公募推薦=校長先生の推薦状が必要な推薦の事。指定校推薦とは別です。
◆2023春 進路別 延べ合格者数
国公立大学 合格者 | 4名 |
私立大学 合格者 | 317名 |
短期大学 合格者 | 4名 |
専門学校 合格者 | 37名 |
就職 | 4名 |
進学者数ではなく、延べの合格者数です。
地元の人気大学の内訳は、以下の通り。
【国公立大学】
岐阜大学1名
【私立大学】
南山大学5名
愛知大学4名
名城大学9名
中京大学20名
公表はされていませんが、OB達の話をまとめると、「名城大学」「中京大学」は、指定校の推薦枠が複数あるようです。
以上、一宮北高校についてご紹介しました。
勉強を頑張る子とそうでない子の差が激しい高校だと思いますが、頑張る子には、先生達が手厚くサポートしてくれます。
指定校をゲットしたK君&S君も、「高校の先生達がとても親切だった」と言っていました。
興味がある方は、ぜひ「高校説明会」に参加してみてください。
以上、お読み頂きありがとうございました。
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